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歩く マジで人生が変わる習慣 著:池田光史

文明やテクノロジーの進化は、果たして僕たちを幸せにしたのだろうか?」本書の冒頭で投げかけられるこの問いに対する答えは、人それぞれ異なるでしょう。しかし、「イエス」と即答できない方にとって、本書は非常に有益な示唆を与えてくれます。著者は、人間の幸せは「動物として快調であるかどうか」にかかっていると述べています。

・ウォーキングプログラムにより歩く活動を活発化させた人々は、脳の海馬の体積が約2%も増加した。つまり、1~2歳も若返る効果があった。
・歩いている時は、座っている時よりも、創造性のスコアが高かった。
・「座ることは新しい喫煙である」
・日本は高度経済成長期を迎えた1970年代以降、全国で長距離自然歩道の整備を進めてきた。東海自然歩道は、現代版の”東海道五十三次”である。
・2008年には人類史上初めて都市部に暮らす世界人口が過半数となった「メトロ(都市化)サピエンス」である。そして、都市化は身体活動不足をまきおこす。
・「足は人間工学における最高の傑作であり、芸術作品である。」(レオナルド・ダヴィンチ)足には全身の骨の4分の1(56個)が集まっている。
・靴を履いた場合は、かかとで着地する傾向にあることが実験で確認されている。一方、裸足の場合は親指の付け根・足の裏全体で着地している。かかとで着地することで、身体の衝撃は1.5~2倍もかかってしまう。
・ベアフットシューズの特徴
 -ゼロドロップ
 -フットシェイプ
 -柔軟
 -アーチサポートがない(本当の足の筋肉を使うことができる)
 -ソールが薄い(地面の感覚が伝わる)
・「ウルトラライト」(UL)
 バックパッカーの間で広く浸透している軽量化の知恵
 

本書の最後には、まさに私自身が実感として持っていたが、言語化できていなかった内容が「上出遼平」氏との対談のセリフとして載っていた。「肉体の実感なくして、幸福の話なんでできないと思うんですよ。だから、僕は必要に迫られて、定期的に山に入る。そこでは、極端な痛みとか、耐え難い空腹感とか、本当の欠乏を、ようやく感じることができる。そうすると、それをどう充足させるかという頭が働き、充足させたときの幸福を、手触りをもって感じることができる。それができたときに、自分に必要なものは何なのか、もう一度思い出せるんです。」幸福を感じるためには、裏返しの不幸(痛み、辛さ)を感じることが必要なのではないかと思う。

本ページで紹介している書籍は以下で購入可能です。

歩く マジで人生が変わる習慣
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