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あなたを疲れから救う休養学 著:片野秀樹

健康づくりの三大要素は「栄養・運動・休養」です。この3つのうち、栄養と運動については、学問としての体系化が進んでいますが、休養に関してはまだ確立されていません。本書では、疲労について科学的な視点から解説し、主体的に休息を取る方法を提案しています。その結果、最高の体調を手に入れる方法を学べる内容となっています。

「休養」という言葉には、ポジティブなイメージを持つ人は少ないかもしれません。本書はその印象を覆し、自らのパフォーマンスや人生を向上させるための休養について学ぶことができます。特に本書で紹介される「活力」という考え方は、これまで感覚的に捉えていたものを理論的に説明し、新たな視点を提供してくれます。

1.日本人の8割が疲れている
・疲労による経済損失は1.2兆円に上る。原因は疲れているのに無理をして働き続けることによる生産性低下である。
・日本人は休みの日数が多いわりに、ちゃんと休めていないことが考えられる。
・昔と異なり、座ったままできる仕事が増えて体は楽になった一方で、頭だけが疲れることで、結果的に肉体にも疲れが残るようになっている。
・「フィットネス疲労理論」を意識すべき。(自分の体力 – 疲労 = 自分が出せるパフォーマンス)
・「オーバートレーニング症候群」は恐ろしい。(疲れが回復しきっていないのにトレーニングを始める)
・ビジネスパーソンも仕事や家事があり、育児や介護など、人それぞれ果たさなければいけない責任があり、アスリートのようなもの。しかし、ビジネスパーソンにはトレーナーがいない。

2.科学でわかった!疲労の正体
・疲労とは「過度の肉体的、および精神的活動、または疾病によって生じた独特の不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の減退した状態」。
・疲労を放置すると慢性疲労となり、慢性疲労症候群を発症することもある。
・疲労感は体からの警告(アラート)である。体が発するアラートは、痛み、発熱、疲労の三大生体アラートがある。
・脳の発達した人間は、疲労感のマスキングができてしまう。マスキングが常態化してしまうとその先は「燃え尽き症候群(バーンアウト)」と呼ばれる状態になる。
・ストレスがかかると、視床下部を通して内分泌系、自律神経系に影響を与える。
・ストレスによって血糖値が高くなることがある。糖自体が体にとってはストレスとなる。

3.最高の「休養」をとる7つの戦略
・疲労の反対語は「活力」である。活動→疲労→休養→活力のサイクルを回す。休養だけでは50%程度の充電でも、活力を加えて満充電に近いところまでもっていく。
・お風呂のお湯につかることで体にかかる水圧は、体全体で計算すると350kgにもなる。一か所にとどまっていた血液が心臓に押し返されるので血行がよくなり疲れがとれる。
・アルコールを飲んで寝ている状態は、麻酔で気を失った状態と似ている。睡眠によるリカバリーは十分にできない。

4.眠るだけでは休養にならない
・休んでばかりいると体の機能が衰えてくる。たった1日、寝て過ごすだけでも、骨格筋という体を動かす筋肉の中のタンパクがおよそ0.5~1.0%減少する。

5.新しい「休み方」を始めよう
・予定される活動から逆算して必要な活力を蓄えておく。

本ページで紹介している書籍は以下で購入可能です

あなたを疲れから救う休養学
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