前作から比べるとドン・キホーテとサンチョのドタバタ劇は少なめな様子。ただ、本作ではドン・キホーテが大真面目に狂人を演じるという寄行に走る。一般人からすると既に狂人にも思えるドン・キホーテが演じる狂人とはどのようなものなのか。
・冒頭では早速、ドン・キホーテとサンチョがドタバタ劇を引き起こす。勘違いから漕刑囚を救うが、逆に救った漕刑囚たちにドン・キホーテとサンチョは袋叩きにされてしまう。その後のドン・キホーテのセリフが、「下賤な連中に恩恵をほどこすは大海に水を注ぐようなもの、とはよく言うたものじゃろう・・・」と今更かよと突っ込みたくなるセリフを大真面目に言ってしまう始末。
・騎士の一人であるアマディスの姫が他の男と不義をはたらいた証拠を発見したことで狂人となったことを真似て狂人を演じるドン・キホーテ。狂人の演じ方が完全に振り切っていた。ズボンを脱ぎ捨て、下半身を露わにしてシャツの裾をひらひらさせていたというような始末。サンチョはその行動にドン引きしながらも、ドン・キホーテの頼み通り、姫に詩(恋文)を届けるために出発する。
・サンチョの道中に会った人々がドン・キホーテの様子を聞き、連れ出すための計略を練る。そこで姫に扮した乙女が国を奪った者への復習をドン・キホーテに求める。それを聞いたドン・キホーテは即座に救援に着手することにし、旅へ出ることに。
・旅の途中で見つけた宿屋の亭主が持っていた「愚かな物好きの話」の語り途中で本作は終了する。今後の展開にどうつながっていくのか。


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