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書くことについて 著:スティーヴン・キング

本書は著者スティーヴン・キングの半生、また書くための道具やスキル、生きていくための考え方などを綴った内容となっています。作家を目指す方だけでなく、プロフェッショナルとは何かについて気付きを得ることができるでしょう。

ベストセラー作家のスティーヴン・キングといえば、「IT」や「シャイニング」などのホラー作品で知られており、私は彼のことを、心に闇を抱えた少し変わった人物だと想像していました。しかし、本書を読んでその印象が大きく変わりました。スティーヴンは、愛情深く妻子を大切にする人物であり、彼の人生には家族愛があふれています。本書の中で彼は、アルコール依存症に苦しんだり、交通事故で生死をさまよう体験を語っていますが、家族の支えを得てそれを乗り越えたことが描かれています。さらに、本書は執筆という孤独な作業についても深く触れていますが、スティーヴンはその過程においても、家族や仲間との関係性がいかに重要かを強調しています。彼の人生を通じて、家族や周囲の人々との絆が、彼の成功においても欠かせない要素であったことを強く感じさせてくれる一冊です。

1.前書き
・文章作りの原則は”無駄な言葉は省け”。
・ほとんどの人間は多少なりとも作家やストーリーテラーの才能を持っている。そういった才能は磨き、膨らませることができる。

2.履歴書
・テレビがキング家に来たのは比較的遅い時期のことで、今にして思えばそれは喜ぶべきことであった。
・いいアイデアは文字通りどこからともなく湧いてくる。われわれがしなければならないのは、そういったものがふと目の前に現れたときにそれに気付くこと。
・あなたが何かを書けば、かならず誰かにこきおろされる。それだけのこと。
・できる限り自分を大事にし、子供達をいつくしみ、お互いをいたわりあった。
・ものを書くというのは孤独な作業だ。信じてくれる者がいるといないとでは全然違う。
・地べたにしゃがみこんでシャベルで糞をすくっているとしか思えないようなときにいい仕事をしていることはけっこうあるもの。
・ヤク中は単なるヤク中でしかなく、アル中は単なるアル中でしかない。作家であれ、誰であれ、どこの馬の骨とも知らないヤク中やアル中を分けて考えなければならない理由は何もない。
・人々は芸術の支援組織ではない。その逆である。
・ものを書くときの動機は人さまざまで問わない。だが、いい加減な気持ちで書くことだけは許されない。

3.道具箱
・いいものを書くためには、これからとりかかろうとしている仕事にもっとも適した道具を選ぶこと。

4.書くことについて
・いい文章は基本をマスターする。懸命に努力し、研鑽を積み、しかるべきときにしかるべき助力を得られたら二流が一流になることは可能。
・作家になりたいのなら、たくさん読み、たくさん書くことだ。
・毎回、根気よく仕事を続けるには、何よりも周りが平穏でなくてはならない。
・仕事場に入るときは、その日の目標を決めておいた方がよい。書くことは一語一語の積み重ね。
・何を書いてもいいが、よくないのは、自分がよく知っているものや、好きなものや愛しているものに背を向けて友人や親類縁者やサークル仲間に関心してもらえると思うものに手を出すこと。
・これから雑誌に投稿しようとしている若い作家のタマゴにとって、いちばん大切なのは「丁寧なプレゼンテーション」。表面だけでもきっちりしていないと見向きもされない。
・書くのは悦びのため。純粋に楽しいから。楽しみですることは永遠に続けることができる。

5.生きることについて
・ものを書くのは、金を稼ぐためでも、有名になるためでも、もてるためでもない。一言でいうなら、読むものの人生を豊かにし、同時に書くものの人生も豊かにするためだ。立ち上がり、力をつけ、乗り越えるためだ。幸せになるためだ。

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書くことについて
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