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定年ひとり起業 著:大杉潤

著者が63年近くの人生をかけて学び、実践してきたキャリア開発と人生設計の全てを、失敗も成功も包み隠さず公開・解説した本です。この本では、再現性のあるメソッドを提供し、「定年後の三大不安」とされる「お金」「孤独」「健康」を一度に解決する最良の方法として「定年ひとり起業」を提案しています。

将来、自らの裁量で働きたいと考えている方にとって、この本は理想的なガイドとなるでしょう。特に、借金などの大きなリスクを避けたいという思いを持つ方に適しています。著者は元銀行マンであり、その経験を生かして堅実で実践的な学びを提供しています。

1.70歳まで働く時代がやってきた!
・数年のうちに「70歳定年」は、大企業から義務化され、中小企業にも波及して「70歳まで働く」ことが当たり前の時代になると予測している。
・定年のない「定年ひとり起業」は、人生100年時代に最良の選択肢である。

2.「定年ひとり起業」とは?
・特徴は以下5点。
①会社員(または公務員)として働いた経験を長く持った上で50代、または60第というタイミングで独立起業する。
②個人事業主として開業するか、ファミリー・カンパニーを設立して独立し、原則として自分ひとりで事業を行う。
③自宅を事務所にするなど初期投資を最小限に抑え、多額の仕入や在庫保有を行わず、借金もしない、家族以外の従業員を雇わないという低リスクの事業形態とする。
④厚生年金を確保した上で、年金プラスアルファの収入(月5~10万程度)を目指す規模の事業からスタートし、好きなことを仕事にしてストレスなく働く。
⑤会社員時代の経験・知識・スキル・人脈をフル活用し、足りないリソースは外部に業務委託する形で規模を拡大せずに「長く働くこと」を最優先に事業を運営する。
・定年近くまで会社員として仕事をしてきた人には、会社の中では当たり前だったこと、業界の中では常識だったことをまったく違うジャンルの人たちに教えたり、伝えたりする仕事を作り出すとうまくいくケースが多い。但し、次の2点はかかせない。
– 低コストの販促手段であるインターネットによる「専門家としての情報発信」
– 世の中のニーズに合った経験・知識・スキルのブラッシュアップ

3.定年再雇用のワナ
・「定年再雇用」は一見、働く環境が変わらずリスクの低い選択に思えるが、65歳以降も働くことを考えると選択肢が狭まり、実は最もリスクの高い選択になるかもしれない。

4.「定年ひとり起業」のマネープラン
・老後のマネープランを考える際に重要なポイント
①何歳まで働くのか
②何歳から年金を受け取るのか
③どんなライフサイクルを送るのか
・年金受給の繰り下げは「自分が何歳まで生きるのか」というのが誰にも分からない以上、絶対の正解はない。年金は保険。
・年金が老後資金の柱であることに変わりはないが、依存度を下げておかないと長い人生後半で厳しい生活を強いられるリスクがある。
・定年後は「サード・プレイス」(第3の場所)が必要。
・マネープランは以下2点に留意する。
①毎年の家計の収支(キャッシュ・フロー)をプラス(黒字)にする
②毎年定点観測(毎年末など)で、家計の純資産をチェックする
・定年前後の「ひとり起業」は、最初からフリーだった事業家に比べて、会社員として積み立てた有利な厚生年金をもらいながら、終盤で国民年金にシフトしてさらなる年金の増額を狙い、且つ定年のない働き方をして何歳まで働くかを自ら決めることができる。

5.全公開!大杉潤「定年ひとり起業」への道
・起業家やフリーランスのメリットは「自己決定感」。
・ミッション(なぜ存在するのか?)、ビジョン(何を実現するのか?)、戦略(どのように実現するのか?)が起業の成否を決める。
・ブログは「人生の母艦」と言われているが、個人ブランディングには抜群の効果を発揮する。そして、ブログは「質より量より更新頻度」。
・妻が社長の合同会社で仕事を受注し、フリーランスである自身に外注(業務委託)するスキームが良い。
・合同会社にするメリット
– 設立費用が株式会社の半分、司法書士を使っても15万円程度で済む
– 株式会社で認められる経費のうち合同会社でダメなものは1つもない
– 株式会社の役員には任期があり、交代や再任のたびに登記費用がかかる
– 決算報告の開示義務がない

6.「定年ひとり起業」という選択
・キーワードは「自己決定感」。
・組織の中では絶え間なく「理不尽なこと」が起こる。
・人生の勝負は後半にあり。人生100年に置き換えると、たいだい83歳くらいからが本当の「勝負どころ」となる。
・人生の幸福度=思考法×習慣。思考法とは「心構え」と言い換えてもいい。
・人間が変わる方法は3つしかない。
①時間配分を変える
②住む場所を変える
③付き合う人を変える

7.アフター・コロナは「幸福学」で働く
・以下4つが重なる部分が「究極の生きがい」
①好きなこと
②得意なこと
③世の中に役立つこと
④収入が得られること
・「健康だから働く」のではなく、「働いているから健康」なのだと考える

本ページで紹介している書籍は以下で購入可能です。

定年ひとり起業
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