本書では、人が検索をやめない限り、SEOの取り組みはなくならないと述べています。また、SEOを目的としないことの重要性についても伝えています。ネットや本に出回っている情報の中にはデタラメなものや、誤った解釈に誘導しようとしているものが多いですが、この本ではSEOの「考え方」を示しています。
本書は、SEOの順位を上げるための具体的な策が書かれたものではありません。その前段階として、サイト運営やSEOに対する考え方などの土台となる知識を身に付けることができる内容になっています。本質的には、信頼性のあるコンテンツを継続的に作り続けることの重要性に気付かせてくれます。
1.検索エンジンは、なんのために、どんなことをしているのか
・検索エンジンは、クローラー(インターネット上の情報を集めてくれる)と、インデックス(取り出しやすいように整理されたもの)という仕組みがある。
・検索結果のランキングは、「アルゴリズム」で機械的に計算されている。しかし、アルゴリズムが具体的にどのような計算をしているか把握することは不可能。
2.検索する人の気持ちと行動を考えてみよう
・検索にヒットするために理解しておくべき事項。
①どういう言葉で検索がされているかを知る
②検索エンジンが正しく理解できるようにサイトを作る
③みんなが検索を通じて知りたいことをコンテンツ化してサイトに掲載しておく
④継続的にサイトにリンクを集めていく
3.検索キーワードを見つけよう
・キーワードは「感覚でやるのではなく、必ず調べる」ということをクセ付けしておく。
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※キーワードウォッチャー:https://www.keywordwatcher.jp/
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4.検索キーワードをサイトに反映させよう
・大切なことは最初の方に書く。変にSEOを意識する必要はなく、「検索する人に読んでもらうための自然な文章を書いて、それを検索エンジンにより正しく認識してもらう」という順番で考える。
5.コンテンツを作ろう
・最低限知っておくことは「コンテンツは量よりも質を重視。骨太、筋肉質なサイトにする」。
・品質に関するポイント。
①ほかのサイトにない情報、ほかのサイトよりも優れた情報を作る
②量よりも質を重視、”薄・広・浅”ではなく、”濃・挟・深”
③検索エンジン視点ではなく、検索する人の視点、マーケティング視点で作る
・作ったサイトを見てもらうための努力、見てもらった人にリンクを集めるための工夫、そういうことを積み重ねていくと、次第にプラスの循環が生まれ始める。
・作ったコンテンツや集めたリンクは、「自社のインターネットの資産」として考える。
6.リンクを集めよう
・サイトにとって有益なリンクグラフを形成できるように、継続的にインターネットで情報発信することが大事。
7.SEOを「売り手目線の販促活動」と考えてはいけない
・SEOは「検索する人に情報を届けるための手段」。「売上につながるキーワードで上位表示しなさい」という広告と同じ扱いでは、本来のSEOは実現できない。
8.検索エンジンの進化とこれからのSEO
・検索エンジンはまだまだ不完全。今の形の検索エンジンが完璧になることは今後もないと思っておいて良い。
・「今の順位を上げたい」という目先の結果だけを見た対策ばかり追いかけても仕方がない。



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