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生きのびるための事務 原作:坂口恭平 漫画:道草晴子

本書は、作家や画家、音楽家などマルチな才能で活躍する坂口恭平さんが、自身の20年前の生活を元に描いた作品です。全編が漫画形式で描かれているため、誰にでも読みやすい一冊です。物語には、原作者である坂口恭平さん自身と、彼の中に存在する「ジム」というキャラクターが登場します。ジムは事務しか行わない存在で、坂口さんに事務に関する助言を与えながら物語が進んでいきます。

本書には、特別なテクニックや難しい教えが含まれているわけではありません。誰でも取り組めるシンプルな方法を通じて、自分のスケジュールやお金の管理を、より具体的に行えるようになる内容です。解像度を高めながら、生活を整理していく手助けをしてくれます。主人公である坂口恭平さんは、この方法を徹底して実践し、自身の人生を切り拓いていきます。本書で紹介される事務の考え方は、読者の人生やこれからの生き方に新たな気づきをもたらしてくれることでしょう。

1.事務は「量」を整える
・事務とは「スケジュール管理」と「お金の管理」の2つのことを言い、これを徹底して目に見えるようにしていくこと、これが重要。
・事務こそが創造的な仕事を支える原点である。
・お金もスケジュールも目に見えるようにしないと見えてこない。まずは、量を知ること。

2.現実をノートに描く
・ノートを開いて、日付を書き、正円の中に24時間遡って何をしていたかを所持金と共に書く。

3.未来の現実をノートに描く
・10年後の1日の動きを時間ごとに割り振って書く。ここでは楽しくないことは1秒も入れない。
・将来の夢ではなく、将来の現実を書いて示す。未来もやってくるのは毎日の24時間。年収もいくら欲しいか書く。

4.事務の世界には失敗がありません
・事務とは抽象的なイメージを数字や文字に置き換えて具体的な値や計画として見える形にする技術。その具体的さというものには命が宿る。
・事務の世界で確認することは、自身が継続していきたいことが本当に好きかどうか。好きで仕事を継続している者は失敗を問う必要がない。失敗は他者が下す評価。

5.毎日楽しく続けられる事務的「やり方」を見つける
・上手くいくことは、ただやり方が合っていたということだけ。否定すべきは「己」ではなく己が選んだ「方法」のみである。自分を変えずにやり方、方法だけを変えればよい。
・才能とはいつまでも楽しく好きなことを続けられる=才能があるだけ。

6.事務とは好きとは何か?を考える装置でもある
・他者の計画で気分が変わってしまっては、継続して物事を進められない。ダメな時も良い時も自分の事務を評価する。

7.事務とは自分の行動を言葉や数字に置き換えること
・全ての行動を言葉や数字に置き換える。

本ページで紹介している書籍は以下で購入可能です

生きのびるための事務
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